自分の内面を見つめ、その想いの最大の協力者となるべき月。
9月の運勢(月運) : 地 - 中森じゅあんの算命学占い
『フィガロジャポン』本誌で大人気だった、中森じゅあん先生の算命学を毎月更新。
中国最古の占星学から読み解いた、主精別の「今月のキーワード」と、全体運、仕事運、恋愛運をさらに良い方向へ導くためのアドバイスをお届けします。
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2022年9月8日~
10月7日の運勢
主精と同じ「大地」のエネルギーが巡る月です。そのため、何かの“はじまり”や“自分自身”といった意味合いを含む月になります。このような時は、外を見ずに自身の内面を見つめることです。つまり、他の誰かがどうあろうと、心の声に耳を傾け、自分としっかり向き合い、ぶれないことが大切なのです。すべては自分の内側から外なる現実を作るので、まずは自分のことを認めてあげましょう。自分が本当にどうしたいのか、何を望み、どうありたいか、いちばんの理解者である自分自身が聞き届ける必要があるのです。心の中を見つめ、正直な声に対しやさしく問いかけ、理解し、協力することが幸せへの第一歩です。その作業を怠ると、あなたの内から起こる現実を新たに創造することはできません。思うようにいかないことを周りのせいにしているなら、向きを変えて、自分の心の奥に潜む望みを明確にすることから始めてみましょう。それが出発点になるのです。
地のあなたはこんな人
どこまでも広々と続く大地、道路や草原などが地の人の本質です。田や畑には、農作物を育てて収穫をもたらしてくれる、恵みのパワーがあり、母なる大地というように、人を育成する能力が与えられています。内面に存在する多彩な種類の才能や魅力は、大地の中に含まれている養分のように豊かです。庶民的なあたたかさとともに、時には周囲を驚かせるほどのねばり強さを発揮することも珍しくありません。もうひとつの特色は、家庭的で堅実、コツコツと努力を惜しまずひとつのことに集中し、長い年月をかけて大きなものを積み重ね、築き上げることです。仕事と家庭の両方をしっかりと地道に育てることができるので、働く現代女性の代表といわれる由縁です。
地の有名人
エマニュエル・ベアール(女優)1963/08/14
カール・ラガーフェルド(デザイナー)1933/09/10
セシル・カッセル(女優)1982/06/25
マチュー・ガニオ(ダンサー)1984/03/16
マリオン・コティヤール(女優)1975/09/30
リュック・ベッソン(映画監督)1959/03/18
ロマン・デュリス(俳優)1974/05/28
Horoscope : Juan Nakamori / Illustlation :Maggie Prendergast
中森じゅあんプロフィール
鬼谷算命学が専門の占い師。バイオシンセンス・ボディサイコセラピスト。占い師としてのキャリアは20年。また、フリーランスのコピーライターとしても27年の経験をもつ。算命学のほか、ワークショップ講演、エッセイや詩の執筆など幅広い分野で活躍中。著書は『鬼谷算命学』(三笠書房)、エッセイ集『幸福の扉を開きなさい』(PHP文庫)、詩画集『天使の愛』(講談社)ほか多数。