石井ゆかりの星占い

2024/12/2 - 12/8

今週の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
先週から水星が逆行を始め、水星逆行のまっただ中にあります。木星と水星が双子座―射手座間でミューチュアル・リセプションを形成し、そこに土星がTスクエア、火星が調停の位置関係をそれぞれ結んでいます。コミュニケーションが非常に盛り上がりますが、情報は錯綜し、何を信ずべきかがほとんど見えてきません。
表現は強く熱くなり、ネガティブな感情も先鋭化しやすいだろうと思います。カッカしながらみんなが口角泡を飛ばすなかで、本質的には煙に巻かれていく、というような、ちょっと面倒なイメージです。今大きな声で語られることのほとんどは、少し時間が経てばキレイに、風に吹き飛ばされて消えている可能性もあるんじゃないかと思います。

ただ、みんながそれぞれに声を上げて、声があくまでバラバラで、「大合唱」にならない、というのは、ある意味、いいことなのかもしれません。今はさまざまな立場の人がそれぞれに声を出しているので、誰もが声を出しやすいのではないかと思うのです。全員が声を出せば、それを抑えるのは難しくなります。内容よりも、「声を出している」ということに意義がある時期なのかもしれません。

移動も活発になりますが、交通機関は混乱しがちかもしれません。余裕を持って出かけ、遅れてもあまりカリカリしないことが大事です。双子座―射手座ラインは、基本的に鷹揚です。獅子座も魚座もどちらかといえば、鷹揚な星座です。人間の器の大きさ、心の広やかさ、悪くいえばイイカゲンさや大雑把さが、ここでは結構武器になるのでは、と思います。

週末7日、金星が水瓶座入りし、火星が逆行を開始します。金星が冥王星と重なり、その対岸で火星が逆行し始めるのは、かなりホットです。愛と情熱と欲望の激しい盛り上がり、電撃的な、雷鳴がとどろくようなドラマティックな時間帯です。

今週はそんな感じです。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様



公式サイト「石井ゆかりの星読み

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